2008年10月20日月曜日

アメリカ社会フォーラム2008

グアテマラ グアテマラ・シティ
2008年10月7日‐12日

第3回アメリカ社会フォーラムが、グアテマラ・シティを会場に、10月7日から12日に開催された。「アメリカ社会フォーラムは、2001年に始まった『世界社会フォーラム』のプロセスの1つである。市民社会による様々なイニシアティブを示し、批判的思考を育む場、また、新自由主義的秩序に代わる新しい秩序を形成するための重要な場となっている。『もうひとつの世界は可能だ』という共通の信念が、この運動の根幹の一部をなしている」(1)

グアテマラ、サンカルロス大学のキャンパスには、アメリカ大陸の至るところから、何千という人々と組織が集まった。議論を通して自らの考えを表現し、ネットワークを築く、そして進歩的な選択肢を作り上げる―それが参加者の目的だ(2)

集まった人々と同様に、フォーラムの成果やそこで生まれた提案もまた、非常に多様で広範囲にわたるものであり、すべてを紹介することは難しい。そこで、今回のフォト・エッセーでは、フォーラムの様子を伝える写真を紹介するとともに、他サイトにある様々な「視点」へのリンクを提供しようと思う。

フォーラムの最後には、最も力強い声明の1つが、先住民族とアビヤ・ヤラの人々による宣言として発表された。宣言には、こう記されている。「フォーラム開催中、我々は資本主義―現在は新自由主義という名の下で仮面をかぶっているが、じきに新植民地主義という本当の姿を現そう―が、この地球、そして宇宙に暮らすあらゆる生命にとっての最たる敵であることを確認した」 宣言の全文は、こちらのサイトに掲載されている(スペイン語のみ)。(3)

今回のフォーラムについて、英語による報道はほとんどされていない。英語で書かれた数少ない記事の1つを、マーク・ベッカーが、ラテンアメリカの社会運動や政治について伝えるオンラインマガジン『UpsideDownWorld.org』に寄せている。「社会フォーラムは、各回ごとに異なる性質を持つものである。アメリカ社会フォーラムの委員会メンバーを務めたホルヘ・コロナドは、グアテマラで開催された今回のフォーラムを、『この大陸に暮らす人々による、社会運動という抵抗のフォーラム』と位置付けた。コロナドは、参加者が『自由貿易協定や新自由主義路線、農村地域や先住民コミュニティに影響を及ぼす鉱山にまつわる問題など、社会運動という闘いが抱える、最も急を要する問題』について議論する姿を目にした」 ベッカーによる記事の全文は、こちらに掲載されている(英語のみ)。(4)

グアテマラの作家Kajkoj Ba Tiul が、アメリカ社会フォーラムのプロセスを構成する力の構造について、爽快で前向きな批判をエッセーにまとめている。「『もう1つの世界は可能だ』と宣言するならば、『もう1つの政治的左派は可能だ』ということも考えに入れなくてはならないだろう。そしてもちろん、『もう1つの社会運動は可能だ』ということもだ。我々だけが答えを導き出すことができる―そう強く信じるのはなぜなのだろう?歴史に残る指導者だから、という理由だけで、その人物だけが真実を語ると考えるのはなぜなのか?我々自身がいる組織構造において、民主的なプロセスを生み出すことができずに、どうやって国の民主化を要求できるというのか?」 Ba Tiul のエッセー全文は、こちらに掲載されている(スペイン語のみ)(5)

残念なことに、アメリカ社会フォーラムを取り上げた英語の記事は少ない。独立系ニュースサイトであるIndymedia Chiapas (6) とALAI Net (7) では、スペイン語ではあるが、フォーラムを大きく取り上げている。

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

第3回アメリカ社会フォーラム開会式より

「アートのない革命は、金、権力、暴力、欲をもって体制を変えようとするようなものだ」

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【出典】